不用品を処分しようという人のだれもが、その現場に暮らしている家主だとは限りません。
最近は、家族や親族で不幸があって一人で暮らしをしていた故人の家で遺品整理をするケースもありますし、不用品回収が必要な場所からとても遠い場所に暮らしている方は必要に応じて不用品回収サービスを利用することがあるからです。
こういった時に疑問に思うのが、「不用品回収の作業当日に立会いは必要？」といったことではないでしょうか。
そこで今回は、不用品回収をするときの作業当日の主な流れや、立会いは必須か否かについて少しご紹介します。
目次
不用品回収を利用したときの作業当日の主な流れ
不用品回収を利用するときには、不用品回収業者に問い合わせや見積もりを作成してもらったうえで慎重に業者選びやサービス内容などを選びます。
業者の予約状況により希望した日時が予約できない場合もありますが、基本的にはお客様の希望に合わせた日時で不用品回収サービスを利用することができます。
不用品回収業者に依頼して不用品回収をしてもらうときには、ある程度作業当日の流れを把握していたほうが安心です。
○作業スタッフが動きやすいように整理整頓しておく
作業実施当日に必要になるものは事前に業者が用意してくれているので、作業が実施される前に業者スタッフが作業をしやすいように物を整理しておくのがおすすめです。
不用品回収をしてもらう日時を事前に予約しているため、当日は業者スタッフの到着を待って実際の作業に移ります。現場での作業は基本的にご自身が何かすることはあまりなく、業者で決めている手順通りに作業が進められていきます。
○可能な限り不用品を仕分けておくと作業がスムーズ
回収してもらいたい不用品は一つの場所にまとめておくと良いですが、選んだプランによっては梱包や仕分けなどをしてもらえるケースもあるため、詳しいことは事前によく確かめておくと良いでしょう。
また、定額サービスの場合はトラックに積み込めるだけ載せるようになるため、誤って貴重品や処分しないものまで運び出されてしまわないように違う部屋に移しておいた方が良いでしょう。
○不用品回収の作業開始
不用品回収のサービスは不用品をどんどん家の中から運び出して、トラックに積み込んでいく作業が基本です。
事前に見積もりしてもらった内容で全ての作業を行ってもらえれば、追加で必要になるオプションプランもないですし、追加料金がかかる心配もいりません。また、大きな家具や家電を回収する作業は大仕事なので、危険が及ばないように作業中は近くに寄らない、足元に邪魔になるようなものを置かないといったことも大切なことです。
○作業完了したあとに料金の支払いをする
一般家庭で不用品回収を利用するときには、基本的に「作業が完了したあとにサービス料金の支払いをする」のが基本です。
見積書の総額料金や予約をしたときの料金以外の費用はかからないのが基本ですが、稀に追加料金がかかってしまうケースもあるため、そういったことが起きないように事前に追加料金の有無などをきちんと確認しておきましょう。
また、業者によっては作業当日の支払い以外にも、銀行振込やクレジットカード払いに対応している場合がありますが、その場合の支払いのタイミングが業者により異なるため、こちらもまたよく確認しておくことが大切です。
不用品回収当日は「立会い」が必要？
不用品回収の当日に関しては、基本的に業者がすべて行ってくれるので依頼者の方が特別何かするようなことはありません。
では、「不用品回収のときに立会いは必要ないのでは？」と思われる方も多いかもしれません。
・立会いが必要かどうかは業者次第
不用品回収を依頼したときに「予約した日の当日に立会いが必要かどうか」が気になるところですが、実際には「立会いが必要かどうかは業者次第」であるといえます。
ある業者では、回収する品物をきちんと確認するために必ず立会いを必要としていますし、依頼者本人が立会えないとしてもご家族の立会いのもと作業が行われます。
また、ほかの業者に関しては、立会いなしでもサービスが利用できるケースがあります。遠方に暮らしている方や不用品回収のために時間がとれないという方も多いため、このようなときには事前に鍵を業者に渡しておけば立会いの必要がありません。
万が一、立会いをしないとなった場合には作業当日は「連絡がつく状態」であることが条件になっている場合もあるので、このような細かい条件などについては事前によく業者に相談しておくようにしましょう。
まとめ
ご家庭によって不用品回収を利用する目的が違うことから、時と場合によっては「立会いが難しい」ということもあるでしょう。
日本全国にさまざまな不用品回収業者が存在していますので、立会いが必要のない業者があれば効果的に利用したいですし、立会いをしない場合でも信頼して不用品回収をお願いできる業者選びができるように慎重に検討を重ねることが大切です。